桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
「…じゃぁ、私はこれで。おいくらですか?」


「あぁ、いいですよ。初回無料です。またいつでもおいで。恋ちゃん」


「はい。………え?なんで、私の名前…」


「雅紀様からよく聞いていたからね…。聞いたとおりのいい子だ」


…雅紀くんから…?


「ありがとう、ございます。ごちそうさまでした」


バタンッ


…ふぅ


いいとこ…だったな


そんなことを思いながら、戸棚を元の状態に戻し、部屋を後にした










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