桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
なんか、嫌なんだよね


もやもやするし


…でも、やっぱり私には


…桜鬼だけなのかな…?


「恋?」


「…ん?」


「…何か悩み事でもあんのか?」


認めたくはないけど、流石双子


相手のことは、すぐ分かるのか


「…ううん。私、用事があるから帰るわ」


そう言って、屋上を出ようとして立ち止まった


「…また」


いつか、私は


鬼龍を仲間と思える日が来るのかな…?


…羽琉を、許せる日が…来る、のかな…?


来てほしくない、けど


来てほしい


なぁんか…矛盾してるな…










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