桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
私は邪魔かな…


そう思って、部屋の外で待っていた


…しばらくして


ガラッ


「…あ、羽琉…早かったね」


「おぅ。…入んなくてよかったのか?」


「今日はいいや。また、明日来るし。羽琉もまた来てあげてよね」


「ん」


あれ…?


心なしか、羽琉の目が赤い…?


「…泣いてんの?」


「っ!うっせぇ」


マヂ泣きかよ


「…ったく。ほれ、タオル」


そう言ってタオルを渡すと、バッと取って、目にあてた










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