桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
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「ほほほ…本当に、親父たちいんのか…?」


「こんなことで嘘ついて何になんの?」


「…やっぱ俺…」


「あっれー?おかしいなぁ…。鬼龍の幹部さまがま・さ・か、逃げ出したりするのかなぁ?」


「俺、入るっ」


そう言うと、家の門を勢いよくあけた


…単純


うちは日本一のヤクザ


だから、いつ奇襲が来てもいいよう、常に庭には下っぱたちがいる


「だれだっ?…あ、恋お嬢と…羽琉さま…?」


「…ただいま」










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