桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
ある日の昼下がり


悠長に廊下を歩いていると


「…おい」


ふと、呼び止められた


「…何?」


向井 悠


私が今一番気に入っている男


もちろん、そこら辺の女が言うような“好き”という恋愛感情ではない


男として、人間として気に入っている


「…お前、青いヘルメットの集団について何か知らねぇか?」


…調べてるんだぁ


「…さぁ?あぁ、でも…一つだけ」


「あ?」

    ・・・・・・
「No.1と関わりがあることは知ってるわ」


「関わり?それ、本当か?」


「えぇ」










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