桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
「──着きましたよ」


着いた先…それは、やはり繁華街だった


待ってました、と言わんばかりに勢い良く車を降りていく男たち


「…あれ…?修司さん、降りないんですか?」


「あぁ。今日はお前たちだけで行けよ。見ててやるから」


そう言葉を発した瞬間、笑顔になった男


「はいっ!ちゃんと、見ててくださいねッ」


そう言って、スーツケースを持って駆け出した


…「認められたぁ」と叫びながら










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