桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
不意に、男たちが立ち止まった


すると、集まってくる柄のわりぃ人々


そいつらの目は、虚ろだった


そして、手には札束が握られていて


その札束と交換に、小さな袋に入った粉が渡される


…やっぱりッ


バンッ


と勢い良く車のドアを開ける


「…あ、修司さんっ!どうしたんっスか?」


「…このことって、組長…知ってたっけ?」


「…へ?まさか!だって、知ってたら金全部取られるじゃないっス…グッ」


クズ、だ


人間のクズだ…










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