桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
「いいよ、すぐ吐かすから」


そう言って、妖しく笑った


「(恐ッ)」


「じゃ、帰ろ。こんなに人にジロジロ見られるの好きじゃないし。…寧ろ、嫌いだし」


「はい」


ガチャッ


「どうぞ」


「ん。ありがと」


車を開けてもらい、乗り込む


バタンッ


「──発進します」


車が発進すると、タイミングよく携帯が鳴った


「もしもしー?」


『あ、恋?今日、何で休んだんだ?』


「は?あぁ…サボり?」


つか、なんで一々電話してくるの…?










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