桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
「おいこらてめぇ。ぶつかってんじゃねぇよ」


「…私はここに立ってたけど?ぶつかってきたのは、あんたでしょ」


そう言って私は、視線をぶつかってきた男に移す


男はいかにも不良


………こいつ、族に入ってる


直感で私はそう思った


「なんだとてめぇっ」


そう言って男が私の胸ぐらをつかむ


ザワザワ


まわりが私たちに気付いて、騒めきだす


あーあ


やっちゃった


やっちゃったのは、私じゃない


この私の胸ぐらをつかんでる男


「…はなしなさい」


「あぁ?てめぇ、ふざけんのもいい加減にしろよ?」










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