桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
「ん。桜鬼が正体教えてくれるらしいから」


「…は?」


悠の言葉に1番最初に反応したのは、他の誰でもなく羽琉だった


「いいのかよ?」


その言葉はもちろん私に向けられていて


「うん、いずれ話すつもりだったし。…今までありがと」


バラすことに悔いはない


だって、初のお決まりだし!


「…お前ら…どういう関係だ?」


馨の鋭い視線が2人に刺さる


「どういう関係も何も…」


そう言って、フードを取り、ウィッグに手をかける


「あんたらも知ってるはずだけど。私の事」


そして、ウィッグを取った










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