桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
バンッ


「じゃぁ、早速だけ…」


「ねぇ」


昂の言葉をさえぎって


「…隠し部屋、使わない?」


そういった


「そういえばあったな、そんなの。…お前と心以外は入ったことねぇけど」


「いいじゃん、別に」


なんて言いながら、ロックを解除する


そして階段を降りて隠し部屋へ


「こんなとこが…」


どこか落ち着きのない羽琉に目で席に座るよう促して


「じゃぁ、始めようか」


話しを、始めた












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