桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
その質問に、私と雅紀くんは悲しい顔をした


「………恋、言ったらどうだ?」


「雅紀くん…。うん、そうね。まず、座ったら?」


そう言って、ソファーに座るよう促す


「…あ、雅紀くん…。結城くん、呼んで?」


「あぁ。そうだな」


そう言って、理事長室にあった放送器具を使い、結城くんを呼び出した


「結城くんって…担任の?」


「そう。私たち三人は、知り合いなの」


ガチャッ


「何すかー?ってうわっ!恋…………と、羽琉?」


うわ、名前で呼んでたのね?









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