桜鬼【完】 続編気まぐれ更新中
「はぁ…」


そんなことを言うといきなり溜息をつかれた


「俺はお前のことを思って言ったのに…」


「…え?」


「最近のおきまりは、風呂一緒に入るんだろ?」


「…は?んなわけないでしょ」


「俺のいとこが言ってたぞ『最近のケータイ小説はお風呂一緒に入るのが流行ってるんだよね』って」


「本当?…てか、悠いとこいたの?」


「ん。今そいつ中1」


「私がファンタジーにハマってる間にいつの間にそんな流行が…」


「(まぁ…もちろん嘘だけど)」


そんなことを悠が思ってるとは知らず、私は2つ返事で了解した







…で、実際脱衣所にいるわけだけど…


き、緊張するぅー!


悠には恥ずかしいから、私が入ったら入ってきてもらうことにした


も、もたもたしてたらいけないよね…?


頑張れ、恋!!!













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