捨 て て や る





あたしは




教室の入り口で様子を見るしか無かった







『マジありえない!』


『制服どうしてくれんの!?』





開き直ったミカの友達




あんたは濡れてないだろ







『ミカぁ大丈夫?』



パチパチと瞬きをする度




つけすぎのまつ毛が痛々しい





『冷たい〜』





心配するまつ毛(ミカの友達)をよそに




純也に可愛く見せようと必死になるミカ






もう







好きにすればいい









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