捨 て て や る








………

……







『…寝れないや』





暑くて寝れない




冷蔵庫を開けてみるが




アイスはおろかジュースまで切らしていた








財布を持つと





あたしはコンビニへ向かった







『ありがとうございましたー






店から出たとき





あたしの時間は止まった気がした







『キャハハ』






楽しそうに笑うミカの横には




あんたがいたよね







『…馬鹿みたい』







あたしの口から漏れたのは





悲しみでも怒りでもない






諦めに近い言葉












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