ある日、優樹が口を開いた

「ねぇ名前聞いてなかったよね?」

「かもね?」

「私は一年の優樹!優しいって書いてゆうできは樹木のじゅ。そっちは?」

「俺は一年で、聖。ひじりの漢字は聖火のせい」

「へぇ~変わった名前だ」

「お前も優しくないのにな」

「優しいもん」

「もっと女の子らしくなれよ」

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