タッタッタッタッ
足音が聞こえた
「あなたが優樹ちゃん?」
「…はい」
「私聖の母です」
聖のお母さんの目は真っ赤で、腫れていた
でも優樹に微笑みかけてくれた
「…はじめまして」
「ええ、はじめまして。これを最後に聖から渡されたの。優樹に渡してって」
「…これ」
渡されたものは手紙だった

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