優樹は恋をしていた。まだ自分でも知らない恋を

優樹の周りに人が集まって来た

「おはよう優樹ちゃん」

「ごきげんよう皆様」

「優樹ちゃん最近可愛くなったね」

「ありがとうございます。皆様」

「でっ、相手は誰?」

優樹の頭の上にはクエスチョンマークがならんでいた

「何が?」

「可愛くなったってことは恋をしているからでしょ?」

「えっ?私が恋をしているの?」

「違うの?」

「相手誰?」

「それは私達のセリフだよ」

「うん。考える」

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