「教科書開いて下さい。じゃあ優樹さん読んで」

「はい………アイノットスピイクイングリッシュ」

「優樹さんふざけないで。じゃあ小雪さん読んで」

「はい」

小雪はすらすらと教科書を読み始めた

「はい。ありがとう」

小雪に勉強を勝てる人など一人もいない。でも何で私なんかと友達でいてくれるんだろう。そんなことを何度か考えたことがある
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