「あいよ!任せて」

「男子に最初頼んだんだけど、皆逃げちゃった」

「大丈夫。心配せんで」

私は窓から木に乗り移りこねこを助けた。窓に戻ろうとした時

「優樹~!何やってるんだ」

足を滑らしそのまま下へ

ドスン

「痛い~」

ぎりぎり子猫は助かった

「優樹ちゃん大丈夫?」

「なんとか」

「先生~危ないじゃないですか!優樹ちゃんが怪我したら先生のせいですよ」

「優樹は何やってるんだ?」

「クラスの皆が優樹ちゃんに子猫を助けてあげてって頼んだんです」

「それなら男子は居なかったのか?」

「男子は皆逃げました。優樹ちゃんは心よく引き受けてくれたんです」

「そうだったのか…すまないな優樹」

「いいえ~」

優樹は足を捻っていた。

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