姫と王子たち
なぁんか後ろ、うるさいなぁ?
ま、いっか……
職員室はっと………
数分後…
あったあった…
とんとん
シーン……
んぅー?
とんとん
シーン……
どうしたんだろ?
「…職員室に何か用事ですか?お嬢さん…」
『は、はい!』
くるっ!
そこにいたのは…
私と同じ金髪の金色の瞳をした美しい男性だった……
ジーッ
「ふふ♪かわいらしいお嬢さんだ…」
『あ!すいません…じっと見てしまって…』
「いいえ…もっと近くでみてみませんか?…ほら…」
ぐいっ!
『きゃっ…』
ぽすっ
と美しい男性の胸に飛び込んでしまったナナカ
あっ、案外引き締まってる……良い匂い……
ってぇ!
そうじゃない!
どんっ!
『すいません!……あ、あのー??』
「はい?」
『なぜ職員室に先生がいないんですか?』
「ああ…今は始業式をしていますから…体育館にいると思いますが…」
『はっ、はい///ありがとうございました!』