姫と王子たち








「……つや〜!……あつや!」

『わっ!…たくっ…もう!うるさいでぇ?類』

「お前こそ、姫さん姫さんうるさいつーの!姫を呼んでいいのは俺だけなの!」

『はっ、うぜえ男』

「てっめぇ…」

「先輩達、静かに…始業式始まりますよ?」

『へいへい…』
ナルシな類はほっときますわい……

ん?
ニヤニヤ♪
月也のやつ♪

「………。」

『おーい(^^)/月也』

「………。(シカト)」

『シカトすなや〜☆…月也?やっぱし姫さん気になるんか?』

ぴくっ!
「………ああ…」

『ふふん!月也も姫さん相手すると無表情じゃなくなるんやなぁ??』

「っ///」

『あーあ♪そないほっぺ赤くしてぇ♪かわええなぁ…月也も』

「…うるさい…」

『はいはい…わかりましたよ…』



やっぱし、スゲーな姫さん……

あんたの美貌は……
いや、性格も仕草も♪








「それでは、始業式を始めます。…最初にクイーンズ代表、女城帝王様からのお話です。」




その瞬間、俺達…
プリンス達の顔色が変わる

あの糞クイーンズや!
胸糞わりぃわ……





ニコッ☆
「女城です。皆さん、ご機嫌うるわしゅうごさいます。………」




なにがご機嫌うるわしゅうや!!


俺達は不機嫌窮まりないちゅーねん!!!










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