ちよこれいと!


「バカか……」

隣で茂人が、翔を見つめながらはいた言葉。

そんな茂人に問いかけた。


「し、茂人!翔何で倒れたのかな?顔も赤いし……熱かも!」

翔をとりあえず近くのソファーに、横にしてタオルをおでこに乗せながら言った。

「いや、ほっとけ。バカは風邪ひかないっていうし。ただ自惚れてるだけだ。」

「自惚れてる?」

「そ。だから、ほっとけ。俺らはインタビューいくぞ!」


そういって、茂人はスタスタと歩いていってしまう。

てか、バカは風邪ひかないってちょっと翔がかわいそうなんじゃ……


「俺も同感。茂人に。」

雄大までも!
二人が翔に冷たいのはだいたい分かるけど、たしかにうるさいかも…だけど!

倒れたっていうなら
ほっとけないし!


よし!うちだけでも、看病してあげなきゃな。
インタビューの出番来たらいけばいいや。



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