ちよこれいと!


「…さと!まさと!」


「ん~?」


声が聞こえて、目を覚ます。
目の前には茂人の顔があった。

「寝ぼけてんじゃねーぞ。ほら、立て!お前の出番だよ!」


時計を見ると、安部さんと約束してた時間で……

「やっばあ!」


急いで起き上がり、髪をセットし直す。

「あっ!茂人。悪いけど翔のこと見てあげて!」


「おう。」


翔のことを茂人に任せて、部屋を飛び出して安部さんのところへ走った。



< 110 / 168 >

この作品をシェア

pagetop