七つの星の落し物
一瞬、街路樹のイルミネーションが音をたてて揺れた気がした。
(え?)
リゲルは思わず顔を上げて立ち止まる。
シャラ――――ン!!
今度は、さっきより大きな音がして、確かに街路樹の枝がイルミネーションごとざわりと揺れた。
(ええっ?)
シャラ――――ン!!
「う、うゎあああ!!」
次の音と同時に、リゲルの足元がグラリと揺れ、シャンパン・ゴールドのイルミネーションはリゲルの視界の中で大きな軌跡を描いた。
そして、次の瞬間、
リゲルは見知らぬ森の中に立っていた。
(え? え? ええ――――っ?!!!)
(え?)
リゲルは思わず顔を上げて立ち止まる。
シャラ――――ン!!
今度は、さっきより大きな音がして、確かに街路樹の枝がイルミネーションごとざわりと揺れた。
(ええっ?)
シャラ――――ン!!
「う、うゎあああ!!」
次の音と同時に、リゲルの足元がグラリと揺れ、シャンパン・ゴールドのイルミネーションはリゲルの視界の中で大きな軌跡を描いた。
そして、次の瞬間、
リゲルは見知らぬ森の中に立っていた。
(え? え? ええ――――っ?!!!)