七つの星の落し物
(それで、風を起こしてここに砂を集めていたんだ…
そうか!それは逆だ!それじゃ、見つかるはずないよ。)
リゲルは優しい声で言った。
「おじいさん、少し、待っていてくれますか。
そうだな。10日くらい。
僕がきっと、おじいさんの代わりに生き物を見つけてきてあげますから。」
「本当かい?」
「はい。でも、その代わり、もう風を起こさないでくださいね。」
「風を・・・?
いいさ。 分かった。 約束するよ。」
「アル、いいかい?」
リゲルは叫んだ。
「OKよ!」
シャラ―――ン!