七つの星の落し物
リゲルは驚いて目を丸くした。
パソコンのあだ名は、ママと、それから手紙でパパに知らせたきりだ。
なんだか狐につままれた気分だったが、目の前の男の表情を見ていると、どうやら悪い人ではなさそうだ・・・。
だいいち、ここで逃げたとしても、どこへ行ったらいいか分からない。
「分かりました。
えと・・・おじさんを・・・信じてあげます。」
男は満面の笑みを浮かべながらリゲルを招いた。
「そうかそうか!
じゃ、ほら、早く中に入りなさい。
そこじゃ、寒いでしょ?
そこの扉、ちょっと重いけど開けて・・・ね。」
リゲルは、まだちょっと眉を寄せながらも、入り口の丸太の階段を上がっていった。
扉には金色のヒイラギで作られたクリスマス・リースが飾られている。
リゲルは分厚い木の扉の窪みへ手を掛けると、ゆっくりとそれを引き、中をのぞき込んだ。
「うわぁぁ!!」
パソコンのあだ名は、ママと、それから手紙でパパに知らせたきりだ。
なんだか狐につままれた気分だったが、目の前の男の表情を見ていると、どうやら悪い人ではなさそうだ・・・。
だいいち、ここで逃げたとしても、どこへ行ったらいいか分からない。
「分かりました。
えと・・・おじさんを・・・信じてあげます。」
男は満面の笑みを浮かべながらリゲルを招いた。
「そうかそうか!
じゃ、ほら、早く中に入りなさい。
そこじゃ、寒いでしょ?
そこの扉、ちょっと重いけど開けて・・・ね。」
リゲルは、まだちょっと眉を寄せながらも、入り口の丸太の階段を上がっていった。
扉には金色のヒイラギで作られたクリスマス・リースが飾られている。
リゲルは分厚い木の扉の窪みへ手を掛けると、ゆっくりとそれを引き、中をのぞき込んだ。
「うわぁぁ!!」