【短ホラー】ゆふだち
毎日少しずつ、女は進んだ。
徐々に山に近付いていった。
僕も毎晩、女がそれを運ぶのを手伝った。


そしてついに山の入り口にたどり着いた。

女がそこで止まったので、僕はいつものように帰ろうとした。


しかし、女は一歩踏み出した。
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