恋…焦がれて…。
−第六章− 〜失恋〜


次の日―

柚子は学校に来ていた…

なぜだろうか学校に来ていた

柚子の心はもやもやでいっぱいだった…

誰かに話を聞いてほしかったのだろう…

だが、誰も自分の周りにはよってきてくれなかった…
自分から近づいていっても離れていかれてしまっていた…

自分のまいた種だった…

柚子は少しづつだが自分の状況に気付いていった…

誰かと話がしたくてもできなかった…

一日中誰とも言葉を交わすことはなかった…

どうしたらいいのかわからなかった…

あっという間に授業が終わってしまった…

柚子は何もできなかった

部活にも柚子は出ていた

そこでも柚子は一人になっていた…

誰も何も言ってくれなかった…

柚子はどこにいても一人でいるようだった
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