恋…焦がれて…。
何日休んだだろうか…
柚子は自分のことを考えていたがどうしてももやもやがとれないでいた…
いつもこんなときどうしていたのだろうか…
柚子は一人では考えきれなかった
急に母親から呼ばれた
「柚子っ!お客さんよ!入ってもらうからね」
部屋の扉が開いた
入ってきたのは…千夏だった
千夏とは屋上で喧嘩して以来だった…
柚子は驚いていた
千夏は少し黙っていたが
「勝手に来ちゃった…またお節介とか思われるかもしれないけど…しんぱ…」
最後まで言う前に柚子は千夏に抱きついていた
泣きだしていた
「千夏…ご…ごべん…ひどいごどいっで……」
柚子は鼻が詰まるほど泣いていた
そんな柚子を優しく見ていた
「…もういいよ!わかったから…仲直りしよ♪」
千夏は優しく柚子の背中をさすった
「本当にごべんね…いぐらあやばっでもあやまりぎれない…」