恋…焦がれて…。
「私…悠斗先輩にふられちゃった……」
柚子は悠斗との最後のやりとりの日の話をゆっくりと話しだした…
千夏ただ黙って聞いていた
「私、本当に初めは純粋にバスケ好きだった…うまくなるのが嬉しかったし、メンバーに選ばれたくて頑張った…でもいつのまにかバスケよりも悠斗先輩のことばかりになってて…」
「周り全く見えなくなってて…人をいっぱい傷つけて…練習もうやめたいって言われて必死に止めたけどダメで…勢い余って告白しちゃったけどすぐにふられちゃった…妹みたいだって…私最低だよ…でもその時の私そんな自分に自信満々で…今思えばなんでなのかわからないよ…」
「私、ふられちゃった…私こんな自分やだよぉ…どうしたらいいかわからないよぉ…」