恋…焦がれて…。
柚子は言葉にできない気持ちでいっぱいだった
今日一日でいろんな事を考えることができたように思えた
「私、千夏に出会えて友達になれてほんと幸せ者だよ…」
「親友ね♪」
柚子はかけがえのない親友がいることをその存在の有り難さに胸がいっぱいだった…
「明日は学校行くよね!♪」
柚子は下を向いてしまった
だが首は縦に動いた
千夏は優しく抱きしめた
「絶対大丈夫だよ!私がいるし♪怖いかもしれないけど…逃げちゃダメなんだよ!乗り越えなくちゃ新しい自分には出会えないから!きっと皆もわかってくれるから!!」
柚子はまたうなずいた
「…私…がんばる!」
「そうだよ♪その意気だよ♪柚子は一人じゃないから!」
「…うん!」