恋…焦がれて…。

「ようこそ明陽中学校へ！そしてようこそバスケ部へ！！」

「えっ！！バスケ部！？」
よく見るとユニホームにバッシュそしてボールを持っていた

「部活悩んでるんだろ？俺が案内してやるって言っただろ！」

「わっ…忘れてたぁ……」
「忘れてたぁ！？俺って結構自分で言うのもなんだけどインパクトあると思ったんだけどなぁ……」

「すっすみません！！それどころじゃなくて！！」

「って余計傷つくわ！(笑)」

ノリのいい気さくな先輩だった

周囲にいた人も笑っていた
もちろん柚子と千夏も笑っていた

「まぁ…それは置いといて！バスケしたことある？」
二人は声をそろえた

「ないですけどぉ…」

「だろうなぁ…でもさぁ、もし他に惹かれる部活なかったらこいよ！楽しいぞ！！いつでも歓迎してるから！」