恋…焦がれて…。


あまりの勢いに押され気味の二人だった…

「まだよく分かりませんが…考えておきます!」

「そうだよなぁ…俺…いろいろ言い過ぎたよなぁゴメンなぁ」

「俺、バスケ大好きだからさぁ…つい熱くなっちゃてさぁ……しかも今朝、中学めっちゃ楽しみ!!って聞いたからさ」

「初めてだったんだ…そんなに中学校生活を楽しみにしてるの見たの…まぁ、みんなそれなりに楽しみだとは思うけど…手…振るえてたじゃん!どんだけ楽しみなんだ!?ってこっちまで嬉しくなっちゃってさ……」
最後まで話す前に

「おしゃべりな男は嫌われるわよぉ…悠斗!練習始めるんだからアップしなよ!!」

背が高くスラっとした綺麗な人だった

「私、バスケ部マネージャー3年の桜庭美優よ!さっきはごめんねぇ…しつこかったしびっくりしたでしょ…」

「いっいぇ…」

「勧誘って言うかバスケバカなのよ…悠斗は関係なしに興味があったらまた来てねぇ♪もし動くの好きだったら女子バスもあるから」


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