恋…焦がれて…。
−第三章− 〜恋模様〜
一日がたつのはあっという間だった…
―昼休み―
柚子と千夏は人気の少ない場所を探していた
そうして屋上に辿り着いた
空は澄んでいてとても気持ちが良かった
「では!ゆっくりと昨日の話を聞かせてもらおうじゃないの!!」
「何でそんなに楽しみにしてるか分かんないよぉ…別におもしろいことなんて何もないと思うけど…」
柚子は昨日の出来事をこと細かくありのままに話した
千夏の顔はすっご楽しそうだった
柚子は話し終わった…
「なるほどねぇ…♪じゃぁ柚子はやっぱりバスケってことね♪」
「やっぱり?何でわかってたの??」
「特に理由はないけど…なんとなくね♪」
「部活…別々だねぇ…」
「柚子?寂しのぉ♪柚子は私がいないとダメなんだから(笑)」
「そうだよぉ…!!」
柚子は千夏にもたれかかった