恋…焦がれて…。


二人は帰る準備をした

悠斗はいつも何も言わずに待っていてくれた…

「遅いぞ!」

慌て走りだす柚子

「すっすみません…!!」
悠斗はいつも送ってくれていた

「いつも練習付き合ってもらううえに送ってまでもらえるなんてぇ…すみません…私一人でも平気なんですけど…!!」

「こんな夜遅くに一人は危ないだろっ!何かあったらどうするんだよ?」

笑いながら

「何にもありませんよぉ…私こう見えて結構腕っぷしに自信ありますから♪♪バスケ初めてさらに強くなれた気がするし…」

言い終わったかわからないぐらいに柚子の体は壁の方に押された

手もふさがれて身動きがとれなくなっていた

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