恋…焦がれて…。
その隙を柚子は見逃さなかった
靴ひもがほどけてるとも知らずに向かっていく
案の定柚子は靴ひもを踏んでしまった
勢いがよかったので転けてしまう勢いもよかった…
柚子は頭を強く打ってしまう…と思いながら受け身などとる余裕はなかった
目を潰ったまま倒れていった…
痛い…はずだと思っていたがたいしていたくなかった
恐る恐る目を開けると…悠斗のどアップだった
悠斗はとっさに柚子を守るために抱き締めて受けとめてくれクッション代わりになってくれていた
一瞬思考回路が停止してしまっていた…
がすぐに我に返った
「すっすみません…!!」
柚子は慌てて起き上がった