恋…焦がれて…。


「あのさぁ…もう居残り練習やめねぇーか?」


柚子はとにかく驚いた

全く予想していなかった言葉が急に耳に飛び込んできたからだった…

柚子は耳を疑った

だが、悠斗の顔を見ていると間違いではないのでは?と思えてきてしまった…

悠斗の顔はどこか寂しげだった…

「急に…なんでですか!?私、何かしました?まだまだ教えてもらいたいことでいっぱいなんですよぉ!」
柚子は納得できておらず、必死だった

じっと悠斗を見ていた

悠斗は柚子をちらっと見た

「柚子はさぁ…今本当にバスケしたいの?何のためにしてんの?」

柚子は少し言葉が詰まってしまったが

「バスケしたいですよ!楽しいですし、もっとうまくなりたいですもん!!」

悠斗の顔は曇っていった…
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