蒼徒の月/†近藤長次郎†
長次郎は返す言葉がない




「おい、小僧、饅頭いくらじゃ?」と一人の侍がやって来た



「はい、六文でございます」と長次郎は饅頭を売った




続いて少々身なりの良い侍が来て
「饅頭をくれ」と言うと



「はい、1つ7文になります」と饅頭を売った
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