歪んだお姫様の御伽噺
「はけた!!!
おい、この娘さんがはけたぞ!!!!!」
「お姉様すごいっ」
「それではさっそく城に来てもらおうか…」
「勿論です」
彼女は脂汗を滲ませている。
誰もそれには気づかない
サンドリヨンはそれを見て、信じられなかった。
何故、お義母様はそこまでするの?
お義姉様があんなに痛がっているのに、
何故、笑ってられるの?
そう考えているうちに彼女の義理の姉は馬車に乗せられた。