あたしの彼氏は暴走族


「だから、この子が自分から正体言った時は仲間にしてやって…あたしができることはこれくらいだから…」




「そういい残して相沢は部屋から出て行った」

「うそ……姫が…そんなこと…」



嘘だ…姫…なんでそんなこと…



「だから、お前は俺のチーム入れ」

「………出来ない!!」

「なぜだ?」

「あたしがチームから抜けたらチームは他のチームに潰される!!それだけは出来ない…」



あのチームが潰れるのだけは嫌……



「じゃあ、俺達のチームと一つになればいい」

「そんなこと出来るわけない…一つになってもチームの中で争いが起きれば終わり…」




あたしのチームは女が多い…その中に男が多い流星と一緒になるなんて…






「そんなの簡単じゃねぇーか」

「え?」

「一気に入ったら反感を買うならゆっくり一つになっていけばいいじゃねぇーか」

「そんなの…出来るわけ…」

「出来るまでやる。それが流星の掟だ!!」



出来るまで…そうだよね…

最初から諦めちゃダメだよね…




あたしもがんばる!!





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