あたしの彼氏は暴走族



誰かがあたしの肩を叩いた


「姫…」

「がんばれ…有里」

「うん」


「みんな、私はあのチームと関わってからいろんな気持ちに出会った。こんな気持ち初めてなんだ……言葉ではどう表していいのか分かんないけど……でも…でも、一つになりたいんだ!!……頼む!!どうか賛成してくれ……」


「………」

「………」

「………いいんじゃねぇ?」

「え?」

「だから、総長がそこまで言うなら流星もそこまで悪い奴らじゃないんでしょ?だから、あたしは賛成」

「あたしも!!」

「あたしもです!!」




智香……ありがとう…




智香の言葉で次々と賛成の声が上がった




「赤沢さん……みんな賛成してくれた。後はあなたのチームしだい」

「そうか、なら良かった。こっちも賛成だ」

「わかったわ。これからヨロシク」

「あぁ」



手を握って同盟の意思を示した




今日から、黒蘭と流星が一つになった








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