あたしの彼氏は暴走族
「後、赤沢もやめて」
「え?」
「潤って呼んで」
「うん!!あたしも有里って呼んでね♪」
「おぅ」
仲間…その言葉を聴くだけで胸が躍るように嬉しい!!
「じゃあ、今度からこっちにチーム移せよ」
「うん」
会話が終了して少しボーっとしていると潤がたばこを吸いだした。
「たばこ吸んだ」
「あぁ…これ吸うと落ち着くんだ」
「へぇ~…おいしいの?」
「俺は好きじゃねぇけどな」
「じゃあ、何で吸うの?」
「吸ってる方がカッコいいだろ?」
「そこ?」
「あぁ」
「変なの~」
あたしは思わず笑ってしまった
「やっと笑ったな」
「へぇ?」