あたしの彼氏は暴走族
「は?総長?総長が女なわけあるか」
「女じゃダメなわけ?」
「ってか、おっさん達何しに来たの?」
「おっさ!?まぁいい…お前らこのごろ暴れすぎじゃねぇか?それで、うちのボスが怒っててさ~…だから、まぁ殴らしてくれれば言い訳」
「……暴れてないけど?」
「聞いたぞ、流星を潰して吸収したって」
「………」
あたしはみんなの顔を見た
「違うけど?」
「はぁ!?おっさんのこと舐めてんのか?」
「舐めてないけど…あたし達は合意の上で一つになったんだけど…」
もしかしてこいつら……
「もしかして…勘違いですか?」
「そうなのか!?」
このおっさん達絶対バカだ…
「まぁ、いい…どの道お前らを潰さなければならないしな…機会は早い方がいい…お前ら…やれ」
その合図とともに男達があたし達の方に走ってきた
「あっちやる気満々だけど…誰が相手する?」