あたしの彼氏は暴走族
鏡で見ても何度見ても…似合ってない…
悲しい現実…
「一宮さん…着れた?」
「え?」
後ろを向くと小さいくてかわいい女の子が
「うん。着れたよ!!似合ってないけどね」
「あたし変でしょ?いいな…似合ってて」
「あたしが似合ってる?うそだ~」
「本当だよ?信じて」
か……かわいい!!!何この子めちゃかわいい!!
小さいし可愛いし華奢だし!!守ってあげたくなる~!!
「あ、あたしの名前名乗ってなかったよね?橘 成海(たちばななるみ)って言うのよろしく」
「あ、あたし、一宮 有里よろしくね?」
「あたしずっと前から一宮さんとは仲良くしたかったんだ。でも、なかなか話す機会がなくて…」
「そうだったんだ。じゃあこんどから有里って呼んでよ!!あたしも成海って呼ぶから」
「うん」
「おーい!!着替えれたら教室戻って来いよ」
「あ、先生呼んでる。教室戻ろっか」
「うん」