あたしの彼氏は暴走族
この気持ちはなに?
「家どこだ」
「そこ左に曲がって…であの白い家」
「あそこか?」
「うん」
あたしは鞄から鍵を取り出した
「ただいま」
「おじゃまします」
「誰も居ないからあがって」
「え?一人暮らし!?」
「うん…リビング行ってて。あたし着替えてくる…」
「大丈夫か?顔色悪いぞ」
「大丈夫…」
大丈夫じゃない…今にも戻しそう…
トイレ行こ…
ちょっとは落ち着いたかも…でも気持ち悪いや…
あたしは自分の部屋でスウェットに着替えた
「潤あたし頭痛いから寝るね」
「あぁ…大丈夫か?」
「ムリかも…あ、好きなように使っていいからこの部屋。泊まってもいいから…布団は押入れの中ね…じゃあ」
「あぁ…おやすみ」
「おやすみ」
布団の中に入ってすぐに眠りに着いた