あたしの彼氏は暴走族


「じゃああたしリビングに居るから着替えたら降りてきて」

「あぁ」



着替えてくるまでココアでも飲んで待つか



「ただいま」

「お帰り…って亮輔!?(りょうすけ)なんで?!」

「兄貴からの伝言」

「なに?」

「昨日俺達を名乗って暴れた奴らが居るどこの族が分からないが俺達を潰しに来てるお前も気お付けておけだって」

「分かった…でもどこの族が…」

「俺的には白蘭だと思う」

「白蘭が!?」




白蘭(はくらん)とはあたし達の姉妹族


もともとは一つだったのだが人数が多くなった黒蘭はふたつに別けることにした




「もし、白蘭だとしてもあたしは潰すよ」

「そのほうが俺もいいと思う」

「有里着替えれたけど?」

「誰?」

「あ…友達の潤」

「誰?」

「弟の亮輔タイミング悪いよ~…」

「なんで俺の服着てんの?」

「あ!!貸した。だって着ないじゃん」

「ふ~ん…ま、いいけど。じゃあ俺はこれで」

「バイバイ」

「あ、兄貴がたまには帰って来いってさ」





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