あたしの彼氏は暴走族
「あれ、お前の弟?」
「うん。亮輔生意気なんだよね」
「どっかの族に入ってんのか?」
「入ってないよ?あ、でも裏で動いてもらってる」
亮輔はハッキングが得意なんだよね
恐ろしいほど……
「で、どこ行くんだ?」
「う~ん…決めてない」
「じゃあ俺の買い物に付き合ってくれ」
「いいよ」
家に鍵をかけて街にでた
「何買うの?」
「服だな」
「服なら今着てるじゃん」
「俺のじゃない」
「誰の?あ!彼女のか!!」
「お前の」
「は?」
「まぁいいから着いて来い」
あたしの服!?あたしあるけど…