死 神 少 女

階段を登っていくにつれ、だんだんと大きくなっていく音。
甲高い女の悲鳴まで聞こえてくる。




一体何なんだ…?







登り終えると、夕焼けに赤く染まった廊下が見え、音源も分かった。





空き教室だ。






俺は心臓を高鳴らせながら空き教室に近付き、中を覗いた。





「!!!」




< 35 / 39 >

この作品をシェア

pagetop