本気でハマった女
「魁…ごめんなさい…」


「何で謝るん?体調悪くなったんやからしゃーないやろ?それに嘘やないの分かるで。顔色めちゃ悪くなってるやん。冷たい飲み物飲むか?」


「うん………ありがとう……」



実夢は、泣きそうな顔をしている。
まだ好きなんかな…
なんやろ不安なんて感じたことないんやけどな
そんなことを黙って考え実夢を下ろし飲み物を買い実夢に渡すと



「実夢は、魁が好きだよ」


いきなりなに言ってんねん!?
「は?い?」



「なんか、誤解されるの嫌だったから…好きじゃないよ。実夢は、魁だけだから…誤解しなぃで?」



俺は、笑った
「なっなんで笑うの!?」



「いっや〜テレパシーかな?って思った笑」


実夢は、頭を傾げていたけどな
俺は、きっと何があっても実夢だけやって思った
こんなにも実夢を好きになってるから
支えたいそう思った
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